どーも!かおる♪です。
今回は、7月にブルガリアで開催された、ヨーグルトフェスティバル内での、ヨーグルト料理コンテストに参加したさいのレポートを、2回にわけてお送りします。
そもそも、このコンテストに出ることになったきっかけは、以前からヨーグルトフェスティバルの存在は知っていたのですが、今年の3月、ブルガリアにヨーグルト料理修行に行ったさいに、外国人もヨーグルト料理コンテストにエントリーが可能だと知り、それなら絶対にチャレンジしてみたいと思ったからです。
このヨーグルトフェスティバルは、ラズグラッドという、ソフィアから車で5,6時間のところにある都市で、毎年、夏に開催されるお祭りです。
今年は7月25日~27日まで開催されました。
おもなフェスティバルの内容は
◆ 手作りヨーグルトサラダとヨーグルトデザートコンテスト(レストラン部門)
◆ ヨーグルト祭り女王コンテスト
◆ 手作りヨーグルトとヨーグルト料理コンテスト(一般部門)
◆ 手作りヨーグルトマーケット
◆ タラトル(ヨーグルトスープ)作り教室
◆ 民謡コンサート
◆ 舞踊団パレード&コンサート
私は、一般部門のヨーグルト料理コンテストに参加することしたのですが、コンテスト用に何を作るかは、3月にコンテストに出られると聞いたときから決めていました。
やはり、日本人代表として参加するからには、日本ならではの料理、世界でも認知の高い、寿司で参加しようと!
しかも飾り巻寿司で!
飾り巻寿司とは、簡単に説明すると、切ると絵柄が出てくる太巻き寿司のことなのですが、これなら、見ても楽しいし、食べてもおいしいので、言葉の通じないブルガリアのみなさんにも、きっと喜んでいただけるに違いないと思ったからです。
会場のラズグウッドについて、コーディネータさんから、今回、初めて日本人の私がコンテストに参加するということで、かなり注目度が高く、新聞やラジオでも紹介されていると聞かされました。
確かに、かなり大きく取り上げて頂いています。
やばい・・・
いい作品を作って、結果を出さなくては・・・
嬉しいというよりは、焦りのほうが大きかったです。
今回、私が巻いたのは、古典的な飾り巻き寿司の絵柄と、コンテストに向けて、新たに自分で考えた絵柄です。
当日は、朝、5時から宿泊しているホテルの厨房をお借りして作りました。
日本をテーマにした、“蝶々”と“藤の花”の絵柄のプレートと、ブルガリアはバラで有名なので、“バラ”とヨーグルトの生みの親でもある“ウシ”の絵柄のプレートを作りました。
9時半までに完成品を会場に届けなくてはならず、まさに危機一髪というところで間に合いました!
さて、説明が遅れましたが、どのあたりがヨーグルト料理かと申しますと、まず、ベースの酢飯にヨーグルトを入れております。
そして、蝶々、藤の花、バラには、水切りヨーグルトを入れました。
こちらが今回のコンテストで使用したヨーグルトです。
数あるヨーグルトの中から、日本のブルガリアヨーグルトに近いタイプのヨーグルトと水切りヨーグルトを購入しました。
結果発表は11時半だったので、気合を入れ、浴衣に着替えて会場に!
コンテストの結果は、全作品の中で最もオリジナリティーがあると評価していただき、『オリジナル賞』をいただきました。
今回のコンテストで、さすがブルガリアだと思ったのは、おそらく日本人の感覚だと、巻寿司にはヨーグルトディップより、わさび醤油を好むかと思いますが、ブルガリアのみなさんには、ヨーグルトディップが一番人気でした。
賞をいただけたことは、とても嬉しいことでしたが、今回のコンテスト参加にあたり、たくさんのブルガリアの方々に協力をしていただき、人の温かみを感じられたことが最も嬉しかったです。
ブルガリア語は難しくてわからなくても、心と笑顔があれば通じ合うことができることを、みなさんに教えていただきました。
あと、おいしい料理を作れば、言葉の壁を乗り越えて、みんなと通じ合える!喜んでもらえることも学びました。
だから、料理を通じて、もっともっと国際交流を深めていけるよう、頑張って行きたいと思います。
次回のヨーグルトフェスティバルレポートでは、コンテストの準備で行った市場や、ヨーグルト祭り女王コンテストのレポートもございますので、お楽しみに~